Question

無料のカラーピッカー(ColorPicker)を使用する
Windows10・Windows11で利用できる カラーピッカー(Color Picker)のフリーソフトはありますか。

  • 概要
  • Windowsでカラーピッカー(Color Picker)を利用する方法の紹介です。Microsoft社が提供する無料のユーティリティソフト PowerToys リンク をインストールすると、カラーピッカーの機能を利用することができます。

    カラーピッカー
  • 対象OS
  • Windows10、Windows11

    Question

    無料のカラーピッカー(ColorPicker)の使い方 はこちら

    テクニカルアドバイザー

    ワンポイント
    PowerToyのカラーピッカー機能を利用すると、マウスカーソルで指定した箇所のカラーコードを取得することができます。取得したカラーコードは、画像編集やWebページ作成以外にも、Microsoft Word や Excel でテキスト、図形、グラフの色を変更したいときに役立ちます。

    【使用例】取得したコードを、Excelのフォントカラーとして使用する
    テキストの右クリックメニューで、[フォントの色(下向き矢印)]をクリックし、[その他の色]を選択します。[色の設定]ウインドウが表示されたら、抽出したカラーコードを入力してください。


    Word その他の色

    公開日 公開日: 2022/04/21 / 最終更新日 最終更新日: 2022/04/21 / author  / twitterこの記事をシェアする

  • 操作手順
  • STEP1 カラーピッカーを利用する
    PowerToysのカラーピッカー機能を使って、指定した箇所のカラーコードを調べます。PowerToysのインストール方法については、PowerToys ダウンロード と インストール手順 を参照してください。

    (A)カラーピッカーを有効にする
    PowerToysでカラーピッカー機能を有効にすると、割り当てられたショートカットキーでカラーコードを調べることができます。


    1 PowerToysを起動して、メニューの中から[Color Picker]を選択します。

    Color Pickerを選択

    [Color Picker]を選択します。

    2「Color Pickerを有効化する」の項目にあるトグルスイッチをオンにします。

    Color Pickerを有効化するをオン

    [Color Pickerを有効化する]をオンにします。

    3「アクティブ化のショートカット」の項目にある 編集(編集)をクリックします。

    編集をクリック

    編集をクリックします。

    4 キーボードを使って、割り当てたいショートカットキーを押します。

    ショートカットキーを押します

    割り当てたいショートカットキーを押します。

  • デフォルトのショートカットキー(WinキーShiftCキー)のまま利用する場合は、手順3〜5 の操作は不要です。
  • 割り当て可能なショートカットキーは、 WinキーCtrlAltShiftのいずれかで始まるキーの組み合わせのみです。
  • 5 割り当てるショートカットキーが決まったら[保存]ボタンをクリックします。

    保存をクリック

    [保存]ボタンをクリックします。

    6「アクティブ化の動作」のプルダウンメニューで、動作を選択します。

    アクティブ化の動作を選択

    アクティブ化の動作を選択します。

    7「既定の色の形式」で、カラーコードの形式を選択します。

    カラーコードの形式を選択

    カラーコードの形式を選択します。

  • 補足
  • - PowerToysが対応するカラーコードは、HEX、RGB、HSL、HSV、CMYK、HSB、HSI、HWB、NCol、CIELAB、CIEXYZ、VEC4、Decimalです。
  • - アクティブ化の動作は、[エディターを開く]、[色を選択してエディターを開く]、[色の選択のみ]から選択できます。
  • - カラーピッカーを利用すると、[既定の色の形式]で選択したカラーコードがクリップボードにコピーされます。(アクティブ化の動作で、[エディターを開く]に設定している場合を除く)
  • カラーコードの形式を選択

    (B)カラーピッカーの使い方
    PowerToysで、カラーピッカー機能を有効にしたら、実際にカラーコードを取得してみましょう。ここでは、アクティブ化の動作を[色を選択してエディターを開く]に設定している場合の手順を説明します。

    ショートカットキー (既定のショートカットキー)

    アクティブ化の動作設定で、[色を選択してエディターを開く]または[色の選択のみ]を選択している場合は、カラーピッカーを実行すると、取得したカラーコードがクリップボードへコピーされます。


    1 割り当てられたショートカットキーを押します。(デフォルトは、WinキーShiftCキーです)

    ショートカットキーを押す

    ショートカットキーを押します。

    2 カラーコードを取得したい箇所にマウスカーソルを合わせます。

    マウスカーソルを合わせる

    マウスカーソルを合わせます。

    3 (必要に応じて)マウスホイールを上下スクロールして表示を拡大し、抽出したい箇所をクリックします。

    抽出箇所をクリック

    抽出したい箇所をクリックします。

    4 取得したカラーコードがクリップボードにコピーされました。

    コードがコピーされました

    カラーコードがコピーされました。

  • 補足
  • - 起動したエディターには、抽出した色よりも濃い2色の色と薄い2色の色が表示されます。(クリックしてカラーコードを取得することもできます)
  • - エディターに表示されているカラーバーの中央部分をクリックすると、色の微調整ができます。
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