自動修復でPCを修復できませんでした とエラーが表示され、起動ができないときの回復方法はこちら
はじめに
PC起動時に問題が見つかると、Windowsは、システムの自動修復を開始します。検出された問題が修復できなかった場合や、原因が特定できなかった場合は、「自動修復でPCを修復できませんでした」とメッセージが表示され、ユーザーによる操作が必要になります。本記事では、自動修復のメッセージが表示され、起動できなくなったPCの回復方法を紹介します。
【困ったときは】PC問題解決ツールを使って、Windowsを修復する
ワンポイント
PCで発生したトラブルからシステムを回復するには、PCを修復する専用ツールが有効です。PC修復ツールのひとつ「PassFab Computer Management」は、起動できなくなったWindowsを回復させたり、PCからデータを復元することができます。
PassFab Computer Managementは、起動できなくなったPCを、ウィザード形式で簡単に修復することのできる、PCの問題解決ツールです。
公開日: 2022/02/24 / 最終更新日: 2022/02/24 / 著者:まきばひつじ / この記事をシェアする
STEP1 自動修復でPCを修復できませんでしたエラーの回復
「自動修復でPCを修復できませんでした」と表示され、Windowsが起動できないときは、システムの復元を使って、システムを回復させることができます。
自動修復のログ(SrtTrail.txt)を確認する
ワンポイント
自動修復で記録されたログファイル SrtTrail.txt を参照するには、コマンドプロンプトを使います。ログを参照することで、トラブルの原因を特定するヒントになります。コマンドプロンプトを使った、ログ SrtTrailの開き方は以下のとおりです。
SrtTrail.txtファイルの開き方
- 自動修復の画面で、[詳細オプション]ボタンをクリックします。
- [トラブルシューティング]をクリックします。
- [詳細オプション]をクリックします。
- [コマンドプロンプト]をクリックします。
- 起動するユーザーアカウントをクリックします。
- パスワードを入力して、[続行]ボタンをクリックします。
- C:\Windows\System32\LogFiles\Srt\SrtTrail.txt と入力して、[Enter]キーを押します。
(A)システムを正常な状態に復元する
システムの復元を使って、問題が発生したWindowsを回復させます。セーフモードが起動可能な場合は、事前にバックアップを取ることをお勧めします。
1 自動修復の画面で、[詳細オプション]ボタンをクリックします。
[詳細オプション]ボタンをクリックします。
2 オプションの選択画面が開いたら、[トラブルシューティング]をクリックします。
[トラブルシューティング]をクリックします。
3 トラブルシューティング画面が開いたら、[詳細オプション]をクリックします。
[詳細オプション]ボタンをクリックします。
4 詳細オプションの画面が開いたら、[システムの復元]をクリックします。
[システムの復元]をクリックします。
5 起動するユーザーアカウントをクリックします。
ユーザーアカウントをクリックします。
6 選択したアカウントのパスワードを入力します。
パスワードを入力します。
「パスワードが正しくありません。入力し直してください」と表示されるときは?
ワンポイント
パスワードの入力画面で、正しいパスワードを入力しているにも関わらず、「パスワードが正しくありません。入力し直してください」と表示されることがあります。
これは、Microsoftアカウントを使用していて、Microsoftアカウントのページ、または、他のデバイスからパスワードを変更し、且つ、問題の発生したPCで、変更後のパスワードで一度もログインしたことがない(PINで起動しているなど)ときに起こります。そのような場合は、旧パスワードを入力するか、他のアカウントでサインインしてください。
7 選択したアカウントのパスワードを入力したら、[続行]ボタンをクリックします。
[続行]ボタンをクリックします。
8 システムの復元が起動したら、画面右下にある[次へ]ボタンをクリックします。
[次へ]ボタンをクリックします。
9 Windowsが正常に起動できていた日時(復元ポイント)を選択します。
復元ポイントを選択します。
10 復元ポイントを選択したら、画面右下にある[次へ]ボタンをクリックします。
[次へ]ボタンをクリックします。
11 復元ポイントの確認画面が表示されたら、画面右下にある[完了]ボタンをクリックします。
[完了]ボタンをクリックします。
12 システムの復元開始の確認メッセージが表示されたら、[はい]ボタンをクリックします。
[はい]ボタンをクリックします。
13 システムの復元が完了したら、[再起動]ボタンをクリックします。
[再起動]ボタンをクリックします。
自動修復からセーフモードを起動する
ワンポイント
セーフモードで起動が可能な場合、USBメモリーなどの外部媒体へデータをバックアップすることができます。自動修復の画面からセーフモードを起動する方法は、以下のとおりです。
【自動修復画面からセーフモードを起動する方法】
- 自動修復の画面で、[詳細オプション]ボタンをクリックします。
- [トラブルシューティング]をクリックします。
- [詳細オプション]をクリックします。
- [スタートアップ設定]をクリックします。
- [再起動]ボタンをクリックします。
- キーボードの 4 キー(セーフモードを有効にする)を押します。
- アカウントのパスワードを入力して、サインインします。
(B)システムファイルを修復する
システムファイルチェッカー(sfc)は、システムファイルの整合性をスキャンし、破損したシステムファイルを修復します。自動修復のエラーが発生したときは、コマンドプロンプトから、システムファイルチェッカーを、オフラインモードで実行します。
1 自動修復の画面で、[詳細オプション]ボタンをクリックします。
[詳細オプション]ボタンをクリックします。
2 オプションの選択画面が開いたら、[トラブルシューティング]をクリックします。
[トラブルシューティング]をクリックします。
3 トラブルシューティング画面が開いたら、[詳細オプション]をクリックします。
[詳細オプション]ボタンをクリックします。
4 詳細オプションの画面が開いたら、[コマンドプロンプト]をクリックします。
[コマンドプロンプト]をクリックします。
5 起動するユーザーアカウントをクリックします。
ユーザーアカウントをクリックします。
6 選択したアカウントのパスワードを入力します。
パスワードを入力します。
英語(US)キーボードなどを利用している場合は
ワンポイント
日本語キーボード以外のキーボードを利用している場合は、ここでキーボードのレイアウトを変更してください。選択したキーボードレイアウトは、このあと実行されるコマンドプロンプトでも有効です。
【キーボードレイアウトを選択する方法】
- パスワードの入力画面で、[キーボードレイアウトの変更]をクリックします。
- 使用しているキーボード(レイアウト)*をクリックします。
*一覧にない場合は、[その他のキーボードレイアウトを表示]をクリックしてください。
7 選択したアカウントのパスワードを入力したら、[続行]ボタンをクリックします。
[続行]ボタンをクリックします。
8 コマンドプロンプトが起動したら、下記のコマンドを入力して[Enter]キーを押します。
sfc /scannow /offbootdir=C:\ /offwindir=C:\Windows
コマンドを入力して[Enter]キーを押します。
Windows Udpate後から起動できなくなった場合は
ワンポイント
Windows Updateを実行した後から、PCが起動できなくなった場合は、最後に適用された更新プログラムをアンインストールすることで、問題が解決する場合があります。
【自動修復画面からWindows Updateを削除する方法】
- 自動修復の画面で、[詳細オプション]ボタンをクリックします。
- [トラブルシューティング]をクリックします。
- [詳細オプション]をクリックします。
- [更新プログラムのアンインストール]をクリックします。
- 削除したい方の[最新のXX更新プログラムをアンインストールする]をクリックします。
- ユーザーアカウントをクリックします。
- パスワードを入力して、[続行]ボタンをクリックします。
- [XX更新プログラムをアンインストールする]ボタンをクリックします。
- 更新プログラムのアンインストールが完了したら、[完了]ボタンをクリックします。