Windows Defender で 脅威が見つかりました と表示された時の対処方法はこちら
はじめに
Windows セキュリティ(Windows Defender)は、Windows10・11に標準でインストールされているセキュリティソフトです。ウイルスなどの脅威からPCをリアルタイムで保護し、ウイルスを検出した場合は、対象のファイルを削除(駆除)または検疫することができます。
Windows セキュリティのウイルス対策保護には以下のような機能があります。
公開日: 2022/06/17 / 最終更新日: 2022/06/17 / 著者:まきばひつじ / この記事をシェアする
STEP1 Windows Defenderでウイルスを削除する
Windows Defender(Microsoft Defender)でウイルスを削除する方法を紹介します。クイックスキャン等でウイルスを検出すると、Windowsセキュリティは「Windows Defender ウイルス対策で脅威が見つかりました」と警告を表示し、ユーザーへ知らせます。
(A)脅威が見つかりましたと表示されたときは
Windows Defenderは、検出された脅威に対して、削除または検疫することができます。Windows Defender(Microsoft Defender)で「脅威が見つかりました」と警告が表示された場合は、Windows セキュリティを開き、下記の方法で早急に対処してください。
1[スタート]ボタンをクリックします。
2[Windows セキュリティ]*をクリックして起動します。
*Windows11の場合は、[スタート]>[すべてのアプリ]>[Window セキュリティ]とクリックします。
3 Windows セキュリティが起動したら、[ウイルスと脅威の防止]をクリックします。
[ウイルスと脅威の防止]をクリックします。
4 ウイルスと脅威の防止に切り替わったら、検出されたウイルス名*をクリックします。
ウイルス名をクリックします。
*検出されたウイルス名には、重要と書かれています。
5 アクティブ化のオプションの中から、処置方法を選択します。(通常は削除を選択してください)
脅威の処置方法を選択します。
6 脅威に対する処置方法を選択したら、[操作の開始]ボタンをクリックします。
[操作の開始]クリックします。
Windows Defenderで選択可能なアクティブ化のオプション
ワンポイント
Windows Defender(Microsoft Defender)のアクティブ化オプションで、選択可能な処置方法は以下の通りです。脅威として検出されたファイルがウイルスではないと分かっている場合や、元々は必要なドキュメントファイルであったなど、特別な理由がない限り、[削除]を選択してください。
Windows Defenderで脅威が削除できないときは
ワンポイント
Windows Defenderで検出された脅威が削除できない*場合やマルウェア感染した可能性が高いにも関わらず検出ができない場合は、Windows Defenderのオフラインスキャン機能を使って、脅威の削除を行なってください。
Windows Defenderのオフラインスキャンの方法はこちら>>
デバイスで許可を選択した脅威を再スキャンしたい場合は?
ワンポイント
検出された脅威に対して、[デバイスで許可]オプションを選択すると、該当のファイルは、Windows Defenderで脅威として検出がされなくなります。該当のファイルを再度スキャンしたい場合は、下記の手順で許可を取り消してください。許可を取り消すと、検出された現在の脅威として再表示されます。(アクティブ化のオプション選択前の状態に戻ります)
- Windowsセキュリティを起動します。
- [ウイルスと脅威の防止]をクリックします。
- [許可された脅威]をクリックします。
- 該当する履歴(再スキャンしたいウイルス名)をクリックします。
- [許可しない]ボタンをクリックします。
- ユーザーアカウント制御が表示されたら、[はい]ボタンをクリックします。
(B)Windows Defenderで検疫した脅威を削除する
脅威として検疫されたファイルは、別の場所へ移動され、PCに影響を及ぼさないように隔離されます。検疫により隔離された脅威の処置を決定したい場合は、下記の手順を参考にしてください。
1[スタート]ボタンをクリックします。
2[Windows セキュリティ]*をクリックして起動します。
*Windows11の場合は、[スタート]>[すべてのアプリ]>[Window セキュリティ]とクリックします。
3 Windows セキュリティが起動したら、[保護の履歴]をクリックします。
[保護の履歴]を選択します。
4 保護の履歴の中から、該当する検疫の履歴をクリックします。
該当の履歴をクリックします。
5 ユーザーアカウント制御が表示されたら、[はい]ボタンをクリックします。
[はい]ボタンをクリックします。
6 詳細情報の右下にある[操作]のプルダウンメニューをクリックします。
[操作]をクリックします。
7 表示されたメニューの中から、検疫された脅威の処置方法を選択します。
脅威の処置方法を選択します。
ワンポイント
Windows Defenderに記録された履歴の数が多く、該当する検疫が見つけられない場合は、[フィルター]のプルダウンメニューで、[推奨]を選択して絞り込んでください。また、Windows Defender(Microsoft Defender)で検疫された脅威に対し、選択可能なオプションは以下の通りです。
(C)Windows Defenderのオフラインスキャン
オフラインスキャンは、Windows Defender(Microsoft Defender)を実行するための回復環境のみでブートし、PCをスキャンする機能です。検出された脅威が通常のスキャンで駆除できなかったときや、ウイルス感染の可能性があるにも関わらず検出することができない場合は、オフラインスキャンを使って、ウイルスを削除してください。
補足 オフラインスキャンを開始すると、PCは自動で再起動します。未保存のデータがある場合は、先に保存してから実行してください。
1[スタート]ボタンをクリックします。
2[Windows セキュリティ]*をクリックします。
*Windows11の場合は、[スタート]>[すべてのアプリ]>[Window セキュリティ]とクリックします。
3 Windows セキュリティが起動したら、[ウイルスと脅威の防止]をクリックします。
[ウイルスと脅威の防止]を選択します。
4 ウイルスと脅威の防止画面に切り替わったら、[スキャンのオプション]をクリックします。
[スキャンのオプション]をクリックします。
5 スキャンオプションの中から、[Microsoft Defender オフラインスキャン]をクリックします。
[Microsoft Defender...]をクリックします。
6 画面下にある[今すぐスキャン]ボタンをクリックします。
[今すぐスキャン]をクリックします。
7 確認のメッセージが表示されたら、[スキャン]ボタンをクリックします。
[スキャン]ボタンをクリックします。
8 ユーザーアカウント制御が表示されたら、[はい]ボタンをクリックします。
[はい]ボタンをクリックします。
9 PCが再起動され、オフラインスキャンが開始されます。
オフラインスキャンが開始されます。