【 OneDrive 】 特定のユーザー と 共有 する
OneDriveで、ファイルの共有先を Microsoft アカウント で指定すると、対象となる特定のユーザーのみアクセスできるように、制限することができます。
他ユーザーとOneDriveでファイル共有
OneDriveは、Microsoft社が提供するオンラインストレージサービスです。ファイルの共有機能を利用すると、クラウドに保存されたファイルを、他ユーザーと共有することができます。
共有方法は、大きく分けて2つあり、1つは「すべてのユーザー」を対象とする方法、もう一つは「特定のユーザー」を対象とした共有方法です。
ファイルをより安全に共有する
すべてのユーザーを対象とした方法は、ファイルへのリンクを作成・公開することで、他ユーザーとファイルを共有することができます。リンクさえ知っていれば、誰でもファイルを開くことが可能*で、不特定多数の人と共有したいときに便利な方法です。
もう一つは、特定のユーザーと共有する方法で、この場合、指定されたユーザー以外がファイルにアクセスすることはできません。そのため、より安全にファイルを共有することができますが、共有相手もMicrosoftアカウントを所有している必要があります。
この方法では、ユーザー毎にアクセス権限(表示のみ・編集可能)を指定することもできます。
操作方法
本記事では、「特定のユーザー」を対象した ファイルの共有 方法を紹介します。この方法では、共有先のユーザーがファイルにアクセスするには、Microsoftアカウントを使って、OneDriveにサインインする必要があります。
Microsoft アカウントを持たないユーザーと、ファイルを共有したい場合は、「すべてのユーザー」を対象とした方法で、ファイルを共有してください。
特定のユーザーと共有する(エクスプローラー)
このステップでは、[特定のユーザー]を対象としたファイル共有を、エクスプローラー上で行う方法を紹介します。共有相手には、ファイルが共有されたことを知らせるメールが届きます。
1 エクスプローラーを開き、共有したいファイル または フォルダを右クリック > 共有*を選択します。
ファイルを右クリックします。
*OneDriveのアイコンの付いた[共有]を選んでください。Windows11の場合は、[共有]アイコン または[OneDrive]>[共有]とクリックしてください。
2 リンクの送信の項目にある[リンクを知っていれば …]をクリックします。
[リンクを知っていれば …]をクリックします。
ヒント:右クリックメニューの 共有 は、OneDriveに保存されたファイルを右クリックしたときにのみ表示されます。
3 リンクを共有するの項目にある[特定のユーザー]をクリックします。
[特定のユーザー]をクリックします。
4[編集可能](または[表示可能])の項目をクリックします。
[編集可能]をクリックします。
5 表示されたメニューの中から、ファイルのアクセス権限*を選択します。
ファイルのアクセス権限を選択します。
*共有の有効期限を設定することもできます。(OneDriveプレミアムのみ)
6 アクセス権限を設定したら、[適用]ボタンをクリックします。
[適用]ボタンをクリックします。
共有の方法は、[編集可能]または[表示可能]のいずれかの方法を選択できます。職場または学校でOneDriveを利用している場合は、環境により選択できる共有オプションが異なります。
- - 編集可能:リンク先を知るすべてのユーザーは、ファイルを編集することができます。
- - 表示可能:リンク先を知るすべてのユーザーは、ファイルの表示のみ可能です(編集はできません)。
7 共有相手のメールアドレス(Microsoft アカウント)を入力します。
メールアドレスを入力します。
8 表示された候補の中から 共有相手(メールアドレス)を選択*します。
送信先を選択します。
*複数の宛先を指定したい場合は、続けて宛先を入力してください。
9 メッセージの欄に、相手先へのメッセージを入力します。(空欄でも構いません)
メッセージを入力します。
10 メッセージを入力したら、[送信]ボタンをクリックします。
[送信]ボタンをクリックします。
ヒント: 宛先に入力したユーザーに、ファイルを共有したことを知らせるメールが届きます。該当ユーザーは、メール文中にあるリンクをクリックするか、OneDrive オンラインで[共有]>[あなたと共有]と開くことで、対象のファイルにアクセスすることができます。
特定のユーザーと共有する(オンライン)
このステップでは、OneDrive オンラインで、特定のユーザーとファイルを共有する方法を紹介します。
2 ページ上部にあるメニューの中から、[共有]をクリックします。
[共有]をクリックします。
3 リンクの送信の項目にある[リンクを知っていれば …]をクリックします。
[リンクを知っていれば …]をクリックします。
4 リンクを共有するの項目にある[特定のユーザー]をクリックします。
[特定のユーザー]をクリックします。
5 [編集可能](または[表示可能])の項目をクリックします。
[編集可能]をクリックします。
6 表示されたメニューの中から、ファイルのアクセス権限を選択します。
ファイルのアクセス権限を選択します。
共有の方法は、[編集可能]または[表示可能]のいずれかの方法を選択できます。職場または学校でOneDriveを利用している場合は、環境により選択できる共有オプションが異なります。
- - 編集可能:リンク先を知るすべてのユーザーは、ファイルを編集することができます。
- - 表示可能:リンク先を知るすべてのユーザーは、ファイルの表示のみ可能です(編集はできません)。
7 アクセス権限を設定したら、[適用]ボタンをクリックします。
[適用]ボタンをクリックします。
8 共有相手のメールアドレス(Microsoftアカウント)を入力します。
メールアドレスを入力します。
*連絡先(People)に登録されている宛先は、名前を入力すると候補として表示されます。
9 表示された候補の中から 送信先(メールアドレス)を選択*します。
送信先を選択します。
*複数の宛先を指定したい場合は、続けて宛先を入力してください。
10 メッセージの欄に、相手先へのメッセージを入力します。(空欄でも構いません)
メッセージを入力します。
11 メッセージを入力したら、[送信]ボタンをクリックします。
[送信]ボタンをクリックします。
ヒント: 宛先に入力したユーザーに、ファイルを共有したことを知らせるメールが届きます。該当ユーザーは、メール文中にあるリンクをクリックするか、OneDrive オンラインで[共有]>[あなたと共有]を開くことで、対象のファイルにアクセスすることができます。
公開日: 2023/03/20 / 最終更新日: 2023/03/20 / 著者:まきばひつじ / この記事をシェアする