Windows起動時にアプリを起動する方法はこちら
はじめに
アプリのショートカットをスタートアップに登録すると、パソコン起動時にアプリ起動が自動で行われます。頻繁に利用するアプリを登録すれば、起動の時間や手間を省くことができます。
アプリを自動起動させる(スタートアップに登録する)ことで、次のようなことができます。
ブラウザを自動起動させて、ニュースやお気に入りのサイトを素早くチェック
Outlookなどのメールアプリを開いて、新着メールを漏れなく確認
1日の始まりにカレンダーやToDoアプリを起動させ、本日のスケジュールを把握
公開日: 2021/05/16 / 最終更新日: 2021/05/16 / 著者:まきばひつじ / この記事をシェアする
STEP1 Windows起動時にアプリを起動する
PC起動時にアプリ起動させる方法です。任意のアプリをPC立ち上げのときに自動起動させるには、ショートカットをスタートアップフォルダーへ登録します。また、一部のアプリは、スタートアップ設定で自動起動のオン/オフを切り替えることもできます。
(A)PC起動時にアプリ起動させる
Windowsの起動時にアプリを立ち上げるには、対象となるアプリのショートカットをスタートアップという特殊フォルダーへコピーします。アプリ以外にも、文書ファイルなどのショートカットをコピーすることで、PC起動時に毎回指定したファイルを自動で開くことも可能です。
1[スタート]ボタンを右クリックします。
2 表示されたメニューの中から、[ファイル名を指定して実行]をクリックします。
3 ファイル名を指定して実行 が開いたら、名前欄に shell:startup と入力します。
Shell:startup
コマンドを入力します。
4 コマンドを入力したら、[OK]ボタンをクリックします。
[OK]ボタンをクリックします。
5 エクスプローラーが起動したら、[スタート]ボタンをクリックします。
[スタート]ボタンをクリックします。
6 自動起動させたいアプリ*を スタートアップ フォルダーへドラッグします。
スタートアップへドラッグします。
*文書ファイルなどのショートカットをコピーすると、PC起動時に該当のファイルを開くことができます。
7 指定したアプリがスタートアップフォルダーに登録*されました。
スタートアップに登録されました。
*次回のPC起動時より、自動でアプリ起動します。
1[スタート]ボタンを右クリックします。
2 表示されたメニューの中から、[ファイル名を指定して実行]をクリックします。
3 ファイル名を指定して実行が開いたら、名前欄に shell:startup と入力します。
Shell:startup
コマンドを入力します。
4 コマンドを入力したら、[OK]ボタンをクリックします。
[OK]ボタンをクリックします。
5 エクスプローラーが起動したら、[スタート]>[すべてのアプリ]とクリックします。
[スタート]>[すべてのアプリ]をクリックします。
6 自動起動させたいアプリ*を スタートアップ フォルダーへドラッグします。
スタートアップへドラッグします。
*文書ファイルなどのショートカットをコピーすると、PC起動時に該当のファイルを開くことができます。
Windows11でショートカットが作れません
ワンポイント
Windows11では、スタートメニューにあるアイコンをドラッグしても、ショートカットを作ることができません。(スタートメニュー直下にあるアイコンをドラッグしてもショートカットは作成できません)
解決策
Windows11の場合は、スタートメニューの中の[すべてのアプリ]ボタンをクリックしてから、アイコンをドラッグしてください。
7 指定したアプリがスタートアップフォルダーへ登録*されました。
スタートアップに登録されました。
*次回のPC起動時より、自動でアプリ起動します。
スリープから復帰したときにアプリは自動起動しますか?
ワンポイント
スリープから復帰したときに、スタートアップに登録されたアプリは自動起動しません。スタートアップ アプリは、以下のいずれかの条件で起動します。
【スタートアップに登録されたアプリが起動する条件】
- - シャットサウンした状態からPCが起動したとき
- - PCを再起動したとき
スタートアップを解除するには
ワンポイント
PC起動時に実行されるアプリの数が多すぎると、Windowsの起動が遅くなる場合があります。そのようなときは、いくつかのスタートアップアプリを解除してください。スタートアップに登録したアプリを解除したいときは、フォルダーから該当するショートカットを削除します。
【スタートアップからアプリ(ショートカット)を削除する方法】
- [スタート]ボタンを右クリック >[ファイル名を指定して実行]をクリックします。
- shell:startup と入力して[OK]ボタンをクリックします。
- スタートアップから解除したいアプリのショートカットを削除します。
(B)PC起動時のアプリ起動を管理する
Windowsにインストールされる一部のアプリは、スタートアップアプリとして登録され、Windows設定メニューから、自動起動の有効/無効を切り替えることができます。自動起動したいアプリ または 自動起動させたくないアプリを切り替えたい場合は、下記の手順で設定してください。
1[スタート]ボタンをクリックします。
2[設定]をクリックします。
3 Windowsの設定が開いたら、[アプリ]をクリックします。
[アプリ]をクリックします。
4 メニューの中から、[スタートアップ]をクリックします。
[スタートアップ]をクリックします。
5 PC立ち上げ時に自動起動させたいアプリのスイッチをオン*にします。
アプリのスイッチをオンにします。
*アプリの自動起動を解除したい場合は、オフにしてください。
1[スタート]ボタンをクリックします。
2 表示されたメニューの中から、[ 設定]をクリックします。
3 Windowsの設定が開いたら、[アプリ]をクリックします。
[アプリ]をクリックします。
4 メニューの中から、[スタートアップ]をクリックします。
[スタートアップ]をクリックします。
5 PC立ち上げ時に自動起動させたいアプリのスイッチをオン*にします。
アプリのスイッチをオンにします。
*アプリの自動起動を解除したい場合は、オフにしてください。
タスクマネージャーでPC起動時のアプリ起動を管理する
ワンポイント
設定にスタートアップの項目が表示されていない、または スタートアップに該当するスタートアップアプリが登録されていない場合は、タスクマネージャーでPC立ち上げ時のアプリ起動を管理することができます。
【タスクマネージャーでPC立ち上げ時のアプリ起動を管理する】
- [スタート]ボタンを右クリック >[タスクマネージャー]とクリックします。
- [詳細]*1をクリックします。
- [スタートアップ]タブをクリックします。
- PC立ち上げのときに自動起動したいアプリを選択して[有効にする]*2ボタンをクリックします。
タスクスケジューラでアプリを自動起動させる
ワンポイント
スタートアップに登録する他にも、Windows標準ツール「タスクスケジューラ」を使って、アプリの自動起動を管理することができます。タスクスケジューラでは、PC起動時以外にも次のようなタイミングでアプリを起動させることができます。
- - スケジュールに従って実行(1回/毎日/毎週/毎月)
- - ログオン時(任意のユーザー/特定のユーザー)
- - スタートアップ時
- - アイドル時など…
【タスクスケジューラでアプリを自動起動させる方法】
- [スタート]ボタンを右クリック >[コンピュータの管理]とクリックします。
- [タスクスケジューラ]>[基本タスクの作成]とクリックします。
- 適当なタスク名を入力して、[次へ]ボタンをクリックします。
- タスク(アプリ)を実行させるタイミングを選択して、[次へ]ボタンをクリックします
- タスク開始のタイミング*を設定して、[次へ]ボタンをクリックします。
- [プログラムの開始]を選択して、[次へ]ボタンをクリックします。
- [参照]ボタンをクリックします。
- 自動実行させたいアプリを選択して、[開く]ボタンをクリックします。
- [次へ]ボタンをクリックします。
- [完了]ボタンをクリックします。
*タスクを実行するトリガー(タイミング)によっては、表示されません。