Question

自動修復でPCを修復できませんでした と表示されます
Windows10 ・ Windows11 で、起動すると「自動修復を準備しています」と表示されたあと、「自動修復でPCを起動できませんでした」と表示され、PCが起動できません。

  • 概要
  • 自動修復でPCを修復できませんでした と表示され、PCが起動できないときの修復方法の説明です。自動修復のメッセージがループして起動できない時は[詳細オプション]から、システムの復元やシステムファイルの修復を実行して、システムを回復させます。

    自動修復でPCを起動できませんでした
  • 対象OS
  • Windows10、Windows11

    Question

    自動修復でPCを修復できませんでした とエラーが表示され、起動ができないときの回復方法はこちら

    テクニカルアドバイザー

    はじめに
    PC起動時に問題が見つかると、Windowsは、システムの自動修復を開始します。検出された問題が修復できなかった場合や、原因が特定できなかった場合は、「自動修復でPCを修復できませんでした」とメッセージが表示され、ユーザーによる操作が必要になります。本記事では、自動修復のメッセージが表示され、起動できなくなったPCの回復方法を紹介します。

    【困ったときは】PC問題解決ツールを使って、Windowsを修復する

    テクニカルアドバイザー

    ワンポイント
    PCで発生したトラブルからシステムを回復するには、PCを修復する専用ツールが有効です。PC修復ツールのひとつ「PassFab Computer Management」は、起動できなくなったWindowsを回復させたり、PCからデータを復元することができます。

    PassFab Computer Management
  • 製品紹介
  • PassFab Computer Management

    PassFab Computer Managementは、起動できなくなったPCを、ウィザード形式で簡単に修復することのできる、PCの問題解決ツールです。

  • - 起動できなくなったWindowsを回復します。
  • - 起動できなくなったHDDやSDDから、データを復元します。
  • - OSを再インストールせずに、Windowsのパスワードをリセットします。
  • 他にも、パーティション管理や、プロダクトキーの復元など、Windowsの問題を解決する強力な機能を搭載しています。
  • 開発元:PassFab
  • 価格:¥4,488(年間ライセンス/個人/1PC)*
  • *月額2,240円(個人/1PC)のプランもあります。

  • 公開日 公開日: 2022/02/24 / 最終更新日 最終更新日: 2022/02/24 / author  / twitterこの記事をシェアする

  • 操作手順
  • STEP1 自動修復でPCを修復できませんでしたエラーの回復

    「自動修復でPCを修復できませんでした」と表示され、Windowsが起動できないときは、システムの復元を使って、システムを回復させることができます。

    自動修復のログ(SrtTrail.txt)を確認する

    テクニカルアドバイザー

    ワンポイント
    自動修復で記録されたログファイル SrtTrail.txt を参照するには、コマンドプロンプトを使います。ログを参照することで、トラブルの原因を特定するヒントになります。コマンドプロンプトを使った、ログ SrtTrailの開き方は以下のとおりです。

    SrtTrail.txtファイルの開き方
    • 自動修復の画面で、[詳細オプション]ボタンをクリックします。
    • [トラブルシューティング]をクリックします。
    • [詳細オプション]をクリックします。
    • [コマンドプロンプト]をクリックします。
    • 起動するユーザーアカウントをクリックします。
    • パスワードを入力して、[続行]ボタンをクリックします。
    • C:\Windows\System32\LogFiles\Srt\SrtTrail.txt と入力して、[Enter]キーを押します。
    コマンドプロンプトでSrtTrail.txtを開く

    (A)システムを正常な状態に復元する

    システムの復元を使って、問題が発生したWindowsを回復させます。セーフモードが起動可能な場合は、事前にバックアップを取ることをお勧めします。


    1 自動修復の画面で、[詳細オプション]ボタンをクリックします。

    詳細オプションをクリック

    [詳細オプション]ボタンをクリックします。

    2 オプションの選択画面が開いたら、[トラブルシューティング]をクリックします。

    トラブルシューティングをクリック

    [トラブルシューティング]をクリックします。

    3 トラブルシューティング画面が開いたら、[詳細オプション]をクリックします。

    詳細オプションをクリック

    [詳細オプション]ボタンをクリックします。

    4 詳細オプションの画面が開いたら、[システムの復元]をクリックします。

    システムの復元をクリック

    [システムの復元]をクリックします。

    5 起動するユーザーアカウントをクリックします。

    ユーザーアカウントを選択します

    ユーザーアカウントをクリックします。

    6 選択したアカウントのパスワードを入力します。

    パスワードを入力します

    パスワードを入力します。

    「パスワードが正しくありません。入力し直してください」と表示されるときは?

    テクニカルアドバイザー

    ワンポイント
    パスワードの入力画面で、正しいパスワードを入力しているにも関わらず、「パスワードが正しくありません。入力し直してください」と表示されることがあります。

    これは、Microsoftアカウントを使用していて、Microsoftアカウントのページ、または、他のデバイスからパスワードを変更し、且つ、問題の発生したPCで、変更後のパスワードで一度もログインしたことがない(PINで起動しているなど)ときに起こります。そのような場合は、旧パスワードを入力するか、他のアカウントでサインインしてください。

    パスワードが正しくありません。入力し直してください
  • 関連Q&A Windowsの パスワードを忘れたときは リンク
  • 7 選択したアカウントのパスワードを入力したら、[続行]ボタンをクリックします。

    続行ボタンをクリックします

    [続行]ボタンをクリックします。

    8 システムの復元が起動したら、画面右下にある[次へ]ボタンをクリックします。

    次へをクリック

    [次へ]ボタンをクリックします。

    9 Windowsが正常に起動できていた日時(復元ポイント)を選択します。

    復元ポイントを選択します

    復元ポイントを選択します。

    10 復元ポイントを選択したら、画面右下にある[次へ]ボタンをクリックします。

    次へをクリック

    [次へ]ボタンをクリックします。

    11 復元ポイントの確認画面が表示されたら、画面右下にある[完了]ボタンをクリックします。

    完了をクリック

    [完了]ボタンをクリックします。

    12 システムの復元開始の確認メッセージが表示されたら、[はい]ボタンをクリックします。

    はいをクリック

    [はい]ボタンをクリックします。

    13 システムの復元が完了したら、[再起動]ボタンをクリックします。

    再起動をクリック

    [再起動]ボタンをクリックします。

  • 補足
  • - システムの復元で、ユーザーのデータに影響はありませんが、選択した復元ポイント以降にインストールしたアプリや設定は、失われます。
  • - システムの復元の画面で、[影響を受けるプログラムの検出]ボタンをクリックすると、復元により影響を受けるアプリやデバイスドライバーを確認することができます。
  • - システムの復元に失敗した場合は、別の復元ポイントを使って復元を再試行するか、(B)システムファイルを修復するの手順に進んでください。
  • 自動修復からセーフモードを起動する

    テクニカルアドバイザー

    ワンポイント
    セーフモードで起動が可能な場合、USBメモリーなどの外部媒体へデータをバックアップすることができます。自動修復の画面からセーフモードを起動する方法は、以下のとおりです。

    【自動修復画面からセーフモードを起動する方法】
    • 自動修復の画面で、[詳細オプション]ボタンをクリックします。
    • [トラブルシューティング]をクリックします。
    • [詳細オプション]をクリックします。
    • [スタートアップ設定]をクリックします。
    • [再起動]ボタンをクリックします。
    • キーボードの 4 キー(セーフモードを有効にする)を押します。
    • アカウントのパスワードを入力して、サインインします。
    自動修復でセーフモードを起動
  • 関連Q&A セーフモードを起動する5つの方法【Windows10・11】リンク
  • (B)システムファイルを修復する

    システムファイルチェッカー(sfc)は、システムファイルの整合性をスキャンし、破損したシステムファイルを修復します。自動修復のエラーが発生したときは、コマンドプロンプトから、システムファイルチェッカーを、オフラインモードで実行します。

  • 関連Q&A Windowsを修復する(システム修復とセットアップ)リンク
  • 1 自動修復の画面で、[詳細オプション]ボタンをクリックします。

    自動修復

    [詳細オプション]ボタンをクリックします。

    2 オプションの選択画面が開いたら、[トラブルシューティング]をクリックします。

    オプションの選択

    [トラブルシューティング]をクリックします。

    3 トラブルシューティング画面が開いたら、[詳細オプション]をクリックします。

    トラブルシューティング

    [詳細オプション]ボタンをクリックします。

    4 詳細オプションの画面が開いたら、[コマンドプロンプト]をクリックします。

    詳細オプション

    [コマンドプロンプト]をクリックします。

    5 起動するユーザーアカウントをクリックします。

    コマンドプロンプト

    ユーザーアカウントをクリックします。

    6 選択したアカウントのパスワードを入力します。

    パスワード

    パスワードを入力します。

    英語(US)キーボードなどを利用している場合は

    テクニカルアドバイザー

    ワンポイント
    日本語キーボード以外のキーボードを利用している場合は、ここでキーボードのレイアウトを変更してください。選択したキーボードレイアウトは、このあと実行されるコマンドプロンプトでも有効です。

    【キーボードレイアウトを選択する方法】
    • パスワードの入力画面で、[キーボードレイアウトの変更]をクリックします。
    • 使用しているキーボード(レイアウト)*をクリックします。

    *一覧にない場合は、[その他のキーボードレイアウトを表示]をクリックしてください。

    キーボードレイアウトの選択

    7 選択したアカウントのパスワードを入力したら、[続行]ボタンをクリックします。

    コマンドプロンプト

    [続行]ボタンをクリックします。

    8 コマンドプロンプトが起動したら、下記のコマンドを入力して[Enter]キーを押します。

    sfc /scannow /offbootdir=C:\ /offwindir=C:\Windows

    パスワード

    コマンドを入力して[Enter]キーを押します。

  • 補足
  • - システムファイルの修復が完了したら、画面を閉じてPCを再起動してください。(Windowsが正常に起動できるか確認してください)
  • Windows Udpate後から起動できなくなった場合は

    テクニカルアドバイザー

    ワンポイント
    Windows Updateを実行した後から、PCが起動できなくなった場合は、最後に適用された更新プログラムをアンインストールすることで、問題が解決する場合があります。

    【自動修復画面からWindows Updateを削除する方法】
    • 自動修復の画面で、[詳細オプション]ボタンをクリックします。
    • [トラブルシューティング]をクリックします。
    • [詳細オプション]をクリックします。
    • [更新プログラムのアンインストール]をクリックします。
    • 削除したい方の[最新のXX更新プログラムをアンインストールする]をクリックします。
    • ユーザーアカウントをクリックします。
    • パスワードを入力して、[続行]ボタンをクリックします。
    • [XX更新プログラムをアンインストールする]ボタンをクリックします。
    • 更新プログラムのアンインストールが完了したら、[完了]ボタンをクリックします。
    更新プログラムのアンインストール
  • 関連Q&A Windows Updateを削除するリンク
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