はじ
めに パソコンの文字の大きさを変更したいときは、Windowsのアクセシビリティ設定でフォントサイズを調整します。アクセシビリティ設定では、画像などの表示サイズはそのままに、文字の大きさのみを任意のサイズに変更することができます。アクセシビリティ設定で変更された文字サイズは、システムやアプリ内のメニューやタイトルバー、アイコンなどのテキストなどに反映されます。
尚、画面全体の表示が小さい場合は、ディスプレイの表示スケールの設定により、文字やボタン、画像などパソコンに表示されるもの全てを拡大することも可能です。(本記事では文字の大きさのみを変更する方法を紹介します)
画面の表示が小さいときは?表示スケールを拡大して表示を見やすくする方法
Windowsのアクセシビリティ設定(簡単操作)では、文字の大きさやマウスカーソルのサイズ、ハイコントラストの設定、ナレーター(テキストの音声読み上げ)など、ユーザー操作を補助する機能を設定することができます。
パソコンの文字の大きさを変更すると、タイトルやメニュー、アイコン、ボタンなどのテキストサイズが変更されます。(アプリ内のデータ領域やページ内のコンテンツ、設定などのテキストサイズは、変わらない場合があります)
ホームページの文字サイズだけを大きくしたい場合は、ブラウザーの機能を使って文字の大きさを変更することができます。ブラウザーの機能を利用して文字サイズを変更した場合、ページ内の画像や他アプリに影響を与えません。
公開日: 2021/04/22 / 最終更新日: 2021/04/22 / 著者:まきばひつじ / この記事をシェアする
パソコンの文字の大きさを変更する
パソコンの文字の大きさを変更する方法を解説します。ここで紹介する方法は、画像などのサイズはそのままに、テキストサイズのみを変更して、文字を読みやすくします(画面に表示される文字が小さくて読みづらいときに有効です)。また、文字が細くて見えづらいと感じる場合は、ClearTypeテキストの調整を行うことで、ぼやけた文字を鮮明にしたり、文字を太さを微調整することができます。
(1)パソコンの文字を大きくする
パソコンの文字の大きさを変更するには、Windowsの簡単操作(アクセシビリティ)設定から行います。文字の大きさはデフォルトの100%から、最大225%の範囲で変更することができ、変更したフォントサイズは、タイトルやメニュー、アイコンのテキストなどに反映されます。
1 (スタート)ボタンをクリックします。
2(設定)をクリックします。
3 Windowsの設定画面が開いたら、[簡単操作]をクリックします。
[簡単操作]をクリックします。
4 簡単操作の設定画面に切り替わったら、[ディスプレイ]をクリックします。
[ディスプレイ]をクリックします。
5「文字を大きくする」項目にあるスライダーで文字サイズを変更します。
文字サイズを変更します。
6 文字サイズが決まったら、[適用]ボタンをクリックします。
[適用]をクリックします。
1 (スタート)ボタンをクリックします。
2 (設定)をクリックします。
3 Windowsの設定画面が開いたら、[アクセシビリティ]をクリックします。
[アクセシビリティ]をクリックします。
4 アクセシビリティ画面に切り替わったら、[テキストのサイズ]をクリックします。
[テキストのサイズ]をクリックします。
5「テキストのサイズ」の項目にあるスライダーで文字サイズを変更します。
文字サイズを変更します。
6 文字サイズが決まったら、[適用]ボタンをクリックします。
[適用]ボタンをクリックします。
サンプルテキスト枠の文字の大きさを確認しながら、サイズを調整してください。文字の大きさは、ユーザーアカウントごとに設定することができます。複数のユーザーアカウントで文字サイズを変更したい場合は、ユーザーアカウントごとに文字サイズを設定してください。
EdgeやChromeの文字サイズを変更する
EdgeやChromeで表示されるページの文字サイズが小さいときは、ブラウザーの設定によりページの文字を大きくすることができます。画像のサイズはそのままに、テキスト部分のみを大きくするので、ページのレイアウト崩れを最小限に抑えることができます。
Chromeの文字サイズを大きくする方法
Google Chromeで文字サイズを大きくする方法です。すべてのページを対象にフォントサイズを変更することができます。また、Chromeのデザイン設定ページで[フォントをカスタマイズ]を開くと、フォントの種類やフォントサイズの最小値を設定することができます。
❶ Chromeを起動し、画面右上にある (Google Chromeの設定)>[設定]とクリックします。
❷ Chromeの設定ページが開いたら、画面左に表示されたメニューの中から[デザイン]をクリックします。
❸ フォントサイズのプルダウンメニューをクリックし、[大]または[極大]を選択します。
Edgeの文字サイズを大きくする方法
Edgeで文字サイズを大きくする方法です。Chromeと同様に、すべてのページを対象にフォントサイズを変更することができます。また、Chromeの外観設定ページで[フォントをカスタマイズ]を開くと、フォントの種類やフォントサイズの最小値を設定できます。
❶ Microsoft Edgeを起動し、画面右上にある (設定など) >[設定]とクリックします。
❷ Edgeの設定ページが開いたら、画面左に表示されたメニューの中から[外観]をクリックします。
❸ フォントサイズのプルダウンメニューをクリックし、[大]または[非常に大きい]を選択します。
補足 キーボードの[Ctrl]を押しながら +(プラス)キーを押すと、画像を含めたページ全体を拡大表示できます([Ctrl]を押しながら ー(マイナス)キーを押すと、画面が縮小します)。また、拡大/縮小されたページは、[Ctrl]+ 0(数字のゼロ)キーを同時に押すと、元のサイズに戻すことができます。この操作は、Google Chrome・Edgeで共通です。
(2)パソコンの文字の太さを調整する
このステップでは、パソコンの文字の太さを調整するする手順の紹介します。画面に表示される文字が細い、ぼやけて表示されているなど、テキストが鮮明に表示されず読みづらいと感じる場合は、、ClearTypeの調整を行うことで、文字を見やすく調整することができます。
ClearTypeは、WindowsXP以降に搭載されたアンチエイジング(ギザギザを目立たなくすること)対応のテキストです。ClearTypeテキストは、液晶ディスプレイのR(赤)、G(緑)、B(青)のサブピクセルを個別に発光させることで、横方向の解像度を疑似的に向上させ、小さな文字でも縁がギザギザすることなく表示できます。
ただし、フォントの種類によっては、文字が細く(薄く)表示され、読みにくいと感じる場合もあります。そのような場合は、下記の手順で、ClearTypeテキストの表示方法を調整してください。尚、ここでは、Windows10の画面を例に手順を説明していますが、Windows11でも手順(クリックする項目)は同じです。
1 (スタート)ボタンをクリックします。
2 (設定)をクリックします。
3 Windowsの設定画面が開いたら、[個人用設定]をクリックします。
[個人用設定]をクリックします。
4 個人用設定の画面に切り替わったら、[フォント]をクリックします。
[フォント]をクリックします。
5 関連(する)設定の項目にある[ClearTypeテキストの調整]をクリックします。
[ClearTypeテキストの調整]をクリックします。
6 ClearTypeテキストチューナーが開いたら、[次へ]*ボタンをクリックします。
[次へ]ボタンをクリックします。
*[ClearTypeを有効にする]のチェックは付けたまま次へ進んでください。
「Windowsでモニターがネイティブの解像度に設定されていることを確認しています」または「すべてのモニターを今すぐ調整しますか」とメッセージが表示された場合は、[はい]を選択して設定を進めてください。また、DPIスケールを変更している場合、「モニタはネイティブの解像度に設定されていません」と表示される場合があります。その場合は、[現在の解像度を維持する]を選択して進めてください。
7 表示されたテキストの中から、最も読みやすいテキストをクリックします。
最も読みやすいテキストをクリックします。
8 読みやすいテキストを選択したら、[次へ]ボタンをクリックします。
[次へ]ボタンをクリックします。
9 同じ手順で、最も読みやすいテキストをクリックします。(全部で5回繰り返します)
最も読みやすいテキストをクリックします。
10 読みやすいテキストを選択したら、[次へ]ボタンをクリックします。
[次へ]ボタンをクリックします。
11 すべての調整が終わったら、[完了]ボタンをクリックします。
[完了]ボタンをクリックします。