OneDriveの個人用Vaultでファイルを保護する

更新日:2026/9/16Windowsの設定

OneDriveの個人用Vaultは、セキュリティ保護されたファイルの保存場所です。ファイルを開くために、2段階認証を必要とすることで、不正アクセスから大切なデータを守ります。

OneDrive 個人用Vault

対象OS Windows 10、Windows 11

個人用Vault とは

OneDriveの個人用Vaultは、機密性の高いファイルを保存するための保存スペースです。Vault(金庫室)にアクセスするには、2段階認証を使って、ロックを解除する必要があります。この仏組みにより、大事なデータを不正アクセスから保護します。

(個人用Vaultの主な特徴)

  • – 保護されたファイルにアクセスするには、2段階認証(本人確認)によるロックの解除が必要です。
  • – 同じMicrosoftアカウントで、Windowsにサインインしている場合、PINで本人確認ができます。
  • – 一定時間アクセスがないと、自動でロックが掛かります。ロックまでの時間は、既定で20分です。
  • – ローカルに保存された個人用Vault内のファイルは、BitLockerで暗号化されます。
  • – ブラウザーで開いた場合、ファイルはキャッシュされません。
  • ファイルを共有することはできません。
  • – 無料プラン または Microsoft 365 Basic を利用している場合、保存できるファイルは3つまでです。(Microsoft 365 Personalでは無制限です)

1.個人用Vaultを使う準備をする

個人用Vaultを利用するためには、セットアップが必要です。セットアップは、OneDriveのオンラインページから開始できます。

  1. OneDrive 外部リンクアイコンのページを開き、右上にある 設定アイコン(設定)アイコンをクリックします。
    OneDrive 個人用Vault オンラインページ
    設定アイコンをクリックします。
  2. 設定メニューが開いたら、[オプション]をクリックします。
    OneDrive 個人用Vault 設定メニュー
    [オプション]ボタンをクリックします。

    ヒント: 初めて利用するときは、タスクバーにある OneDriveアイコン > 設定アイコン[開始する]をクリックして、セットアップを開始できます。

  3. オプションページが開いたら、[個人用Vault]をクリックします。
    OneDrive 個人用Vault オプション
    [個人用Vault]をクリックします。
  4. ページが切り替わったら、[有効にする]ボタンをクリックします。
    OneDrive 個人用Vault 有効
    [有効にする]ボタンをクリックします。
  5. メッセージが表示されたら、[OK]ボタンをクリックします。
    OneDrive 個人用Vault 元に戻りました
    [OK]ボタンをクリックします。
  6. メッセージを閉じたら、[本人確認]ボタンをクリックします。
    OneDrive 個人用Vault 本人確認
    [本人確認]ボタンをクリックします。
  7. 本人確認が開いたら、画面に沿って認証を完了させます。
    OneDrive 個人用Vault 本人確認
    認証を完了させます。

ヒント: 有効になると、OneDriveに 個人用Vault フォルダーが表示されます。個人用Vaultを無効にしたいときは、OneDrive 外部リンクアイコンのページを開き、設定アイコン(設定)>[オプション]>[個人用Vault]と開き、本人確認後に[無効にする]をクリックしてください。

2.個人用Vaultにファイルを保存する(ロック解除)

セットアップが完了したら、ファイルを保存してみましょう。ファイルを保存するには、先にフォルダーに掛かったロックを解除する必要があります。

  1. エクスプローラーでOneDriveを開き、[個人用Vault]を開きます。
    OneDrive 個人用Vault エクスプローラー
    [個人用Vault]を開きます。
  2. メッセージウインドウが開いたら、[次へ]ボタンをクリックします。
    OneDrive 個人用Vault メッセージ
    [次へ]ボタンをクリックします。
  3. 「準備がもう少しで完了します」と表示されたら、[許可]をクリックします。
    OneDrive 個人用Vault 準備がもう少しで完了します
    [許可]をクリックします。
  4. ユーザーアカウント制御が表示されたら、[はい]ボタンをクリックします。
    OneDrive 個人用Vault ユーザーアカウント制御
    [はい]ボタンをクリックします。
  5. 表示された画面に従って、本人確認(2段階認証)をします。
    OneDrive 個人用Vault 本人確認
    本人確認をします。

    ヒント: OneDriveと同じアカウントでWindowsにサインインしている場合、PINを使って認証できます。

  6. ロックが解除されました。(ファイルの参照や保存、編集ができます)
    OneDrive 個人用Vault ロック解除
    ロックが解除されました。

ヒント: フォルダーを右クリックして、[個人用Vaultのロック]をクリックすると、手動でロックすることができます。定時間アクセスがないと、自動でロックが掛かります。ロックが掛かるまでの時間は、タスクバーにあるOneDriveアイコンをクリックし、設定アイコン(ヘルプと設定)>[設定]>[アカウント]とクリックし、プルダウンメニューで変更できます。

こんなときは:よくあるつまずきポイントと対処法

個人用Vaultの設定でつまずきやすいポイントをまとめました。うまく進まないときはここから確認してください。

  • 個人用Vaultにファイルを共有するリンクを作成できない
    原因:個人用Vault内のファイルは、セキュリティ保護のため他ユーザーと共有する機能自体が用意されていません。
    → 共有したい場合は、ファイルを個人用Vaultの外(通常のOneDriveフォルダー)に移動してから共有してください。
  • しばらく操作していたら自動でロックがかかった
    原因:既定では20分間操作がないと自動的にロックされる仕様です。
    → 再度開くには本人確認が必要です。ロックまでの時間は、OneDriveの設定画面から変更できます。
  • 無料プランで保存できるファイルが3つまでしかない
    原因:個人用Vaultに保存できるファイル数は、無料プランとMicrosoft 365 Basicでは3つまでという制限があります。
    → 無制限に保存したい場合は、Microsoft 365 Personalなど対象プランへの加入が必要です。

よくある質問

OneDriveの個人用Vaultについて、よくある質問をまとめました。

個人用Vault内のファイルを、他のユーザーと共有することはできますか?

できません。個人用Vaultはセキュリティ保護のための機能のため、ファイルの共有機能は用意されていません。共有したい場合は、通常のOneDriveフォルダーに移動してから共有してください。

個人用Vaultは無料プランでも使えますか?

使えます。ただし無料プランとMicrosoft 365 Basicでは保存できるファイルは3つまでで、Microsoft 365 Personalでは無制限に保存できます。

個人用Vaultは、しばらく操作しないと自動でロックされますか?

されます。既定では20分間操作がないと自動的にロックされ、再度開くには本人確認が必要です。ロックまでの時間は設定画面から変更できます。

確認環境 Windows 11 / Windows 10 / OneDrive デスクトップ アプリ

最終更新 2026年9月

参考:Personal Vault で OneDrive ファイルを保護する(マイクロソフト)