Windowsを前のバージョンに戻せる期間を変更する

更新日:2026/8/9Windows Update

Windowsをアップグレードしたあと、前のバージョンに戻せるのは既定で10日間です。この期間は、管理者として実行したDISMコマンドで任意の日数に変更できます。ただし、復元用データが残っている期間内に実行する必要があります。

対象OS Windows 11

戻せる期間と、使うコマンドの整理

Windowsをアップグレードすると、ロールバック用のデータがシステム領域に保存されます。このデータが残っている間は、トラブルが起きても前のバージョンに戻せます。期限を過ぎるとデータは自動削除され、戻せなくなります。

このテーマで使うDISMコマンドは3つあり、目的が異なります。取り違えにご注意ください。

コマンド できること
/Get-OSUninstallWindow 戻せる残り日数を確認する
/Set-OSUninstallWindow 戻せる期間を変更する(この記事の主題)
/Remove-OSUninstall 戻る機能自体を削除する(実行すると戻せなくなります)

戻せる残り日数を確認する

先に現在の残り日数を確認します。ここでエラーになる場合は、すでに復元用データが削除されています。

  1. スタートボタンスタート]ボタンを右クリックし、[ターミナル(管理者)]をクリックします。
  2. ユーザーアカウント制御が表示されたら、[はい]ボタンをクリックします。
    ユーザーアカウント制御ではいをクリックする
    [はい]ボタンをクリックします。
  3. 下記のコマンドを入力して Enter キーを押します。
    ターミナルにGet-OSUninstallWindowコマンドを入力する
    コマンドを入力して[Enter]キーを押します。
    DISM /Online /Get-OSUninstallWindow

表示される「Uninstall Window」の後ろの数字が、前のバージョンに戻せる残り日数です。

戻せる期間を延長する

コマンド末尾の数字を書き換えることで、戻せる期間を任意の日数に変更できます。下の例は60日に延ばす場合です。

  1. スタートボタンスタート]ボタンを右クリックし、[ターミナル(管理者)]をクリックします。
  2. ユーザーアカウント制御が表示されたら、[はい]ボタンをクリックします。
  3. 下記のコマンドを入力して Enter キーを押します。末尾の数字が日数です。
    ターミナルにSet-OSUninstallWindowコマンドを入力する
    コマンドを入力して[Enter]キーを押します。
    DISM /Online /Set-OSUninstallWindow /Value:60
  4. 戻せる期間が変更されました。
    前のバージョンに戻せる期間が変更された状態
    期間が変更されました。

「エラー:1168 Element not found」と表示されるとき

このメッセージは、前のバージョンに戻るための復元データがすでに削除されているときに表示されます。データがない状態では、期間を延長することはできません。

期間を延ばしたいときは、アップグレード直後(既定で10日以内)に実行する必要があります。アップグレードしたらまずこのコマンドを実行しておく、という運用が安全です。

エラー1168 Element not found が表示されたターミナル画面

よくある質問

Q. 期間は何日まで延ばせますか?

コマンドでは2~60の範囲で指定できます。ただし復元用データは数十GBを占めるため、長くするほどディスクの空き容量を圧迫します。

Q. 10日以上経ってしまった場合はどうすればいいですか?

復元用データが削除されているため、ロールバック機能では戻せません。戻すには対象バージョンのインストールメディアを使った入れ直しが必要で、アプリや設定は引き継がれません。

Q. 前のバージョンに戻す予定がない場合はどうすればいいですか?

復元用データを手動で削除すれば、ディスクの空き容量を大きく増やせます。手順は前のバージョンのWindowsを削除する方法で解説しています。

Q. Windows 10に戻しても問題ありませんか?

Windows 10は2025年10月14日にサポートが終了しており、通常のセキュリティ更新は提供されません。戻して使い続ける場合は、拡張セキュリティ更新プログラム(ESU)の登録をご検討ください。

Windows 10に戻す場合の注意

Windows 10は2025年10月14日にサポートが終了しています。ロールバック自体は今も実行できますが、戻した先はセキュリティ更新が届かない状態になります。

業務アプリの都合などでやむを得ず戻す場合は、拡張セキュリティ更新プログラム(ESU)の登録を検討してください。ESUは2027年10月12日まで登録でき、重要度の高いセキュリティ更新のみが提供されます。

戻す予定がなくなったら前のバージョンのWindowsを削除する方法で容量を空けられます。アップグレード自体が失敗する場合はWindows Updateのエラーを解決する方法をご覧ください。

確認環境 Windows 11 24H2

最終更新 2026年8月9日

関連サイト(外部)

Windows Update:よくあるご質問(マイクロソフト)

Windows 10サポートは2025年10月14日に終了しました(マイクロソフト)